PR 表記の例文集(Instagram・TikTok・YouTube・X 別)

窓際の机でノートパソコンを打つ手元と、横に置いたノートとペン

PR 投稿には「PR」「広告」などの表記が要ります。ただ、どこに・どう書けばよいかは、SNS によって変わります。この記事では、インフルエンサーにそのまま伝えられる表記の例文を、SNS ごとにまとめます。規制の中身は「PR 表記(ステマ規制)の書き方」で説明しています。

表記の基本

消費者庁の運用基準では、広告と分かる表記の例として、次の 2 つの形が挙げられています。

  • 「広告」「宣伝」「プロモーション」「PR」の文言
  • 「A 社から商品の提供を受けて投稿している」といった文章

消費者庁の Q&A では、表示の全体から広告だと分かればよく、この 4 つ以外の言葉が禁止されているわけではないとされています。

クチコミマーケティングの業界団体のクチコミマーケティング協会(WOMJ)のガイドラインでは、ハッシュタグで示す場合は**「#プロモーション」「#PR」「#宣伝」「#広告」の 4 つ**を使い、「#AD」「#pr」のような英語・小文字の書き方は勧めないとしています。あわせて、誰の依頼かを示す事(お店・会社の名前)も別に必要とされています。

これらに沿うと、どの SNS でも基本の形は次のようになります。

【PR】〇〇(お店・会社の名前)

Instagram の例文

Instagram では、本文の冒頭に表記を入れ、あわせて「タイアップ投稿」ラベルでお店・会社をタグ付けしてもらいます(ラベルの機能は「SNS ごとの PR の違いと頼み方」)。

フィード・リールの本文

【PR】〇〇カフェさんにご招待いただき、11 月からの季節のメニューをいただいてきました。

(本文)

#PR #〇〇カフェ

ストーリーズ

ストーリーズは文章が短く、流れていくので、画面の文字として入れてもらいます。

画面の上の方に「PR / 〇〇カフェ」の文字を、本文と同じくらいの大きさで入れる

TikTok の例文

TikTok では、商用コンテンツ開示設定をオンにしてもらった上で、動画の中とキャプションの両方に入れてもらいます。

動画の中

動画の全体を通して、画面の隅に「PR」の文字を出す(冒頭だけにしない)

キャプション

【PR】〇〇(お店・会社の名前)から商品の提供を受けて紹介しています

#PR #〇〇

YouTube の例文

YouTube では、「有料プロモーション」のチェックをオンにすると冒頭 10 秒間に開示の表示が自動で出ますが、消費者庁の Q&A では、冒頭だけの表記では途中から見る人が見逃すおそれがあり、動画の全体を通して分かるようにする事が望ましいとされています。チェックに加えて、次の 2 か所に入れてもらいます。

動画の中

画面の隅に「PR」または「提供: 〇〇」の文字を、動画の全体を通して出す

概要欄の冒頭

【PR】この動画は〇〇(お店・会社の名前)の提供でお届けしています。

X の例文

X では、本文の冒頭に表記を入れてもらいます。消費者庁の Q&A では、本文ではなくツリー(リプライ)にだけ「広告」と書く方法は、気付かれないおそれがあり、分かりやすいとは言えない場合が多いとされています。

ポストの本文

【PR】〇〇さんの新しいスイーツをいただきました。

(本文)

#PR #〇〇

画像や動画を付ける場合も、本文に表記を入れてもらいます。

避ける書き方

運用基準と Q&A で、広告と分かりにくいとされている書き方です。頼む時に「これはしないでください」と伝えておくと、投稿の出し直しが減ります。

避ける書き方代わりにする事
文章の最後だけに書く冒頭の目立つ所に入れる
周りの文字より小さい・薄い色本文と同じくらいの大きさと色にする
大量のハッシュタグの中に埋もれているほかのタグと離して書く
動画の冒頭だけ・短い時間だけ出す動画の全体を通して出す
ツリー(リプライ)にだけ書く本文に書く
「#ad」「#pr」などの英語・小文字「#PR」「#広告」などにする

頼む時の伝え方の例

依頼の文に、表記の形と場所をそのまま書きます。

投稿には、本文の冒頭に「【PR】〇〇(お店の名前)」と入れ、ハッシュタグ「#PR」を付けてください。動画の場合は、画面の隅に「PR」の文字を動画の全体を通して出してください。Instagram のタイアップ投稿ラベルで、当店(@〇〇)のタグ付けもお願いします。

まとめ

  • 基本の形は「【PR】〇〇(お店・会社の名前)」を冒頭に。ハッシュタグは「#PR」「#広告」「#宣伝」「#プロモーション」
  • 動画は冒頭だけでなく、全体を通して表記を出してもらう
  • X はツリーではなく本文に。Instagram・TikTok・YouTube は SNS の機能とあわせて本文にも入れてもらう

出典