インフルエンサーに PR を頼む相場と、値段が変わる要素

木の机に置いたスマートフォンと電卓とメモ帳

インフルエンサーに PR 投稿を頼む時、最初に気になるのが値段です。この記事では、よく使われる値段の目安と、値段が上下する要素をまとめます。

相場は「フォロワー単価」で目安を出す事が多い

インフルエンサーへの PR の値段は、フォロワー 1 人あたり何円か(フォロワー単価)で目安を出す考え方がよく使われます。

出典示されている目安
インフルエンサーへの頼み方の解説記事(インスタラボ・Find Model と同じ会社の運営)1 投稿「フォロワー数 × 2〜4 円」
X のインフルエンサーの費用の解説記事(TaTap)X は 1 フォロワー 2〜4 円
仲介会社の料金表(Find Model)Instagram は 1 フォロワー 1.5 円〜(規模で変わる)

どれも各社が示している目安で、公的な調査に基づく決まった基準ではありません。会社や SNS によって幅があります。

目安から計算した例

「フォロワー数 × 2〜4 円」の目安をそのまま当てはめると、次のようになります(計算の例で、実際の値段は人によって違います)。

フォロワー数計算の例(× 2〜4 円)
3,000 人6,000〜12,000 円
1 万人2 万〜4 万円
5 万人10 万〜20 万円

インフルエンサーへの PR の市場は伸びている

株式会社サイバー・バズと株式会社デジタルインファクトの調査(2024 年 11 月 7 日発表)では、日本のインフルエンサーマーケティングの市場は2024 年に 860 億円(前年比 116%)の見通しで、2029 年には 1,645 億円(2024 年比 約 1.9 倍)になると予測されています。

この調査の市場は「PR 活動であることをあらかじめ明示した情報発信に対して支払う費用」です。PR 表記のある投稿に払われるお金は前の年より増え、この先も増える見込みとされています。

値段が上下する主な要素

同じフォロワー数でも、次の要素で値段は変わります。

要素値段が上がりやすい時
投稿の形ストーリーより、リール・ショート動画・長い動画の方が撮影と編集の手間がかかる
二次利用投稿を自社のホームページや広告にも使う。範囲と期間が広いほど高い
来店・現地での撮影交通費・時間の拘束が別にかかる事がある
商品の提供商品代・送料が別にかかる事がある

二次利用は「どこに・どれだけの期間使うか」を、頼む前に決めておくと、あとで食い違いが起きにくくなります。頼み方は「個人のインフルエンサーへの PR の頼み方と例文」にまとめています。

値段だけで選ばない

フォロワー単価は分かりやすい目安ですが、フォロワー数が同じでも、投稿がどれだけ見られ、反応されているかは人によって大きく違います。値段を比べる時は、反応率や過去の投稿もあわせて見ると、頼んだ後の「思っていたのと違う」を減らせます。見方は「インフルエンサーの選び方(フォロワー数と反応率の見方)」で説明しています。

まとめ

  • 値段の目安は「フォロワー数 × 2〜4 円」などのフォロワー単価で示される事が多い。ただし決まった基準はなく、会社によって幅がある
  • 投稿の形・二次利用・来店・商品の提供で値段は変わる
  • 値段とあわせて、反応率と過去の投稿を見て選ぶ

出典